新潟県阿賀野市、五頭連峰の湧水で作られるコシヒカリの中から、新しいお米の登場です!
地域に密着した、昔からのお米屋さん【かたぎり】の三姉妹が育て上げた「五頭山系プレミアムコシヒカリ さんし米」。三姉妹が米屋の傍ら懸命に作ったこのお米は、無農薬で有機肥料を使用した優しい育て方。米屋なのだから、米作りのいろはや苦労を知らなければと始めた米作り。機械を使わず、慣れない農作業に苦労しながらも、ついに昨年1回目の収穫を迎えました。
なんといっても特徴は香りの良さ。生産者を隠し、農家さん他のコシヒカリ数種類と食べ比べしてもらったところ、「さんし米」は圧倒的に香りが良いと評価されました。粒も大きく、食べごたえはじゅうぶん。
ですがそんな現状の評価に甘えず、まだまだ改良していきたいと意気込むのは、三姉妹の末っ子佑季さん。
「米屋をして働く親と姉をずっと見てきました。そのうち、自分も米屋を手伝いたいと思うようになったんです」
そんな佑季さんをはじめとした三姉妹で、地元農家さんの教えを受けながら懸命に独自のやり方を見つけ出し、「さんし米」というブランドとしてお米をつくりました。
そして今年は、地元の農家である青木農園さん協力のもと、「さんし米」のつくりかたをそのまま使った三姉妹監修の五頭山系コシヒカリが収穫されました。来年は更に収穫量を増やし、多く流通ができるように努めていきたいとのこと。
お米を作っていくうえでの苦労はたくさんあるけれど、何よりお米という生きたものを育てることが楽しい、と笑顔で語る佑季さん。楽しんでつくっているからこそ、もっとおいしくつくろう、たくさん作ってみなさんにお届けしよう、そう思って頑張ることができるのでしょう。
今はまだ少ない収穫量ですが、近い将来”さんし米”というブランド米を日常的にお店で見ることがあるかもしれません。
また、にいがた食の陣が運営する新潟のおいしい地産品を通販できる【うんめ横丁】でも、”さんし米”を取り扱う準備をしています。お見かけの際には、一度手にとってその香りの高さと優しい味を確かめてみてはいかがでしょうか?