にいがた食の陣

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食の陣ペイ特集
2022年10月14日
特別取材:越佐の旬と美酒 海老の髭

〜新潟居酒屋文化応援企画〜

食の陣ペイ30%キックバックキャンペーン記念!

今、新潟の大切な観光資源である「居酒屋文化」が疲弊しています。
そんな居酒屋文化を応援するために、市内の参加店を取材しました!
この機会に、お店のことをもっと知って楽しく飲みましょう!

越佐の旬と美酒 海老の髭

豪壮な店内で一期一会のLIVE感を楽しむ

 

 店名「海老の髭」。ずばり、海老の感覚器官である髭同様に、越佐(新潟・佐渡)をはじめとする全国の旬菜を見つけ出し、極上のひと品に仕上げて提供する。2010年の開業以来、その気概と美味さで人気を博す、古町の名店だ。

 

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定番から入手困難限定酒まで、新潟清酒を常時30種用意。写真は「たかちよ青おりがらみ」(759円)。上品だがきりっと主張する、うすにごり酒

 

 一品料理は常時50~60品。活け締めされた鮮魚を用いる刺身・鮨はもちろん、のっぺ、栃尾揚げ等の郷土料理、またタレカツやカレー半羽揚げ、する天などのB級グルメまでを網羅する。看板メニューは佐渡沖産ののどぐろや南蛮海老、高級ブランドの村上牛。炊きたてのご飯にもこだわり、氷温熟成米コシヒカリを清酒・麒麟山の仕込み水で釜戸炊きする。

 

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一品料理から、村上牛の炙り握り(1680円)。卓上で豪快に炙ってくれる。脂のうまみを口いっぱいに頬張る、幸せな瞬間

 

 料理の美味さをさらに引き立てる〝アトラクション〟も様々だ。それは一人一人が選べるお通しであったり、立体感のある料理の盛付けや卓上での炙り仕上げ、ご飯を絶品に炊き上げる伝統工芸品「鎚起銅器(ついきどうき)」の美しさ。一つ一つの驚きや感動が、一期一会のLIVE感を盛り立てていく。コスパも含め「店選びに迷ったら海老の髭にする」という地元の声には納得。それだけの説得力が料理にある。

 

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海老の髭の、竈(かまど)のある風景。ご飯を炊く、鎚起銅器の釜の鎚目が美しい

 

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 古町鍋茶屋通り沿い、明治時代に建造の蔵を改装した店内というのも趣きがある。冬は佐渡の活ズワイガニや寒ブリの季節。いかに食べさせてくれるか愉しみである。

 

 

コースは2時間飲み放題付、税込5,000円から。1人+500円で新潟地酒15種も飲み放題に追加できる。
いちぢくのムースや太刀魚の網代焼、チーズの味噌漬けなど、色とりどりの酒肴を盛った「五色五味の前菜八寸」

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コースは2時間飲み放題付、税込5,000円から。1人+500円で新潟地酒15種も飲み放題に追加できる。
写真は会席コース6000円の一例。
いちぢくのムースや太刀魚の網代焼、チーズの味噌漬けなど、色とりどりの酒肴を盛った「五色五味の前菜八寸」

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(コース一例)造り盛り合わせ

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(コース一例)村上牛のすき煮。すきダレに漬け込んだねっとりした卵黄をからめて食べる。濃厚な味わいが、肉のうま味を引き出す

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(コース一例)南蛮海老の麹漬けをトッピングした、舞茸ご飯の焼茶漬け。きりざい(漬物)やワサビ、出汁をかけ、味変も楽しめる

 

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1人でもふらりと入れるカウンター

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50名までの宴会場をはじめ、2名からの少人数個室が豊富に揃う

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明治時代の蔵を改装した店舗。豪壮な趣に、心も体も、時間も委ねて

越佐の旬と美酒 海老の髭

新潟市中央区古町通り8番町1433-2

営業:17時~21時 日曜休み

電話:025-210-8507

https://www.yonekura-group.jp/shop/ebinohige/

ライター:石坂智惠美

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