〜新潟居酒屋文化応援企画〜
食の陣ペイ30%キックバックキャンペーン記念!
今、新潟の大切な観光資源である「居酒屋文化」が疲弊しています。
そんな居酒屋文化を応援するために、市内の参加店を取材しました!
この機会に、お店のことをもっと知って楽しく飲みましょう!
越佐の旬と美酒 海老の髭
豪壮な店内で一期一会のLIVE感を楽しむ
店名「海老の髭」。ずばり、海老の感覚器官である髭同様に、越佐(新潟・佐渡)をはじめとする全国の旬菜を見つけ出し、極上のひと品に仕上げて提供する。2010年の開業以来、その気概と美味さで人気を博す、古町の名店だ。
定番から入手困難限定酒まで、新潟清酒を常時30種用意。写真は「たかちよ青おりがらみ」(759円)。上品だがきりっと主張する、うすにごり酒
一品料理は常時50~60品。活け締めされた鮮魚を用いる刺身・鮨はもちろん、のっぺ、栃尾揚げ等の郷土料理、またタレカツやカレー半羽揚げ、する天などのB級グルメまでを網羅する。看板メニューは佐渡沖産ののどぐろや南蛮海老、高級ブランドの村上牛。炊きたてのご飯にもこだわり、氷温熟成米コシヒカリを清酒・麒麟山の仕込み水で釜戸炊きする。
一品料理から、村上牛の炙り握り(1680円)。卓上で豪快に炙ってくれる。脂のうまみを口いっぱいに頬張る、幸せな瞬間
料理の美味さをさらに引き立てる〝アトラクション〟も様々だ。それは一人一人が選べるお通しであったり、立体感のある料理の盛付けや卓上での炙り仕上げ、ご飯を絶品に炊き上げる伝統工芸品「鎚起銅器(ついきどうき)」の美しさ。一つ一つの驚きや感動が、一期一会のLIVE感を盛り立てていく。コスパも含め「店選びに迷ったら海老の髭にする」という地元の声には納得。それだけの説得力が料理にある。
海老の髭の、竈(かまど)のある風景。ご飯を炊く、鎚起銅器の釜の鎚目が美しい
古町鍋茶屋通り沿い、明治時代に建造の蔵を改装した店内というのも趣きがある。冬は佐渡の活ズワイガニや寒ブリの季節。いかに食べさせてくれるか愉しみである。
コースは2時間飲み放題付、税込5,000円から。1人+500円で新潟地酒15種も飲み放題に追加できる。
いちぢくのムースや太刀魚の網代焼、チーズの味噌漬けなど、色とりどりの酒肴を盛った「五色五味の前菜八寸」
コースは2時間飲み放題付、税込5,000円から。1人+500円で新潟地酒15種も飲み放題に追加できる。
写真は会席コース6000円の一例。
いちぢくのムースや太刀魚の網代焼、チーズの味噌漬けなど、色とりどりの酒肴を盛った「五色五味の前菜八寸」
(コース一例)造り盛り合わせ
(コース一例)村上牛のすき煮。すきダレに漬け込んだねっとりした卵黄をからめて食べる。濃厚な味わいが、肉のうま味を引き出す
(コース一例)南蛮海老の麹漬けをトッピングした、舞茸ご飯の焼茶漬け。きりざい(漬物)やワサビ、出汁をかけ、味変も楽しめる
1人でもふらりと入れるカウンター
50名までの宴会場をはじめ、2名からの少人数個室が豊富に揃う
明治時代の蔵を改装した店舗。豪壮な趣に、心も体も、時間も委ねて
越佐の旬と美酒 海老の髭
新潟市中央区古町通り8番町1433-2
営業:17時~21時 日曜休み
電話:025-210-8507
https://www.yonekura-group.jp/shop/ebinohige/
ライター:石坂智惠美