特別取材：鮨弁慶海古町店

食の情報広場

食の陣ペイ特集

2022年10月14日

特別取材：鮨弁慶海古町店

〜新潟居酒屋文化応援企画〜

食の陣ペイ30％キックバックキャンペーン記念！

今、新潟の大切な観光資源である「居酒屋文化」が疲弊しています。
そんな居酒屋文化を応援するために、市内の参加店を取材しました！
この機会に、お店のことをもっと知って楽しく飲みましょう！

鮨弁慶海古町店

佐渡の魚に江戸前の〝仕事〟を施す

　新潟・佐渡の、魚の魅力をこれでもかと味わせてくれる、気鋭の鮨店である。プロデューサーは江戸前鮨職人の山崎正夫氏（六本木・山海）。その弟子である若き大将が、新潟鮨に新たな魅力を吹き込んでいる。

カウンターで、職人の仕事を見ながらの会話も楽しい

シャリは佐渡産コシヒカリを固めに炊き、米酢と佐渡の藻塩だけで調味する。仕入れるネタは新潟港水揚げの近海ものや、佐渡漁港から届けられるその朝一番の魚介。魚種に合わせて塩麴に漬け熟成を図り、また塩と砂糖で水分調整を行い、味を引き出していく。ネタによってはさらに酢締めや燻製も施し、もう1段、2段上の味わいを目指す。それは例えば、熟成された小鯛の、むっちりとした食感。シャリの酸味・塩味と相まって、深い旨味を解き放たった、のどぐろ。さっぱりしながらも、まぐろ独特の芳醇な味を秘める、大トロのたまり醤油漬――。次々繰り出される、きめの細かい仕事と大胆な味の展開には、客も驚きを隠せない。

特選にぎりランチ３８５０円は、前菜、にぎり10貫に巻物、味噌汁、デザート付き

にぎり10貫に前菜や味噌汁、デザート付きのお得な「昼の特選にぎりランチ（３８５０円）」もいいが、お勧めしたいのは断然「夜のおまかせコース佐渡（１３２００円）」。前菜から造り、焼物、揚物等の料理、にぎり、デザートに至るまで、旬の佐渡がふんだんに並ぶ。口中に広がるふくよかな味わいに、しぜんと笑顔が咲くというものだ。