夏も終わりが近づいています。
さて、この夏ナスを食べた方はたくさんいると思いますが、中でも「白ナス」を食べたという人は少ないのではないでしょうか。
白ナスにも種類があって、緑がかったものと真っ白なもの、細長いものなどがあります。ナスニンという紫色素を持たないので、こういう淡い色になるんですね。
ちなみに、夏野菜(きゅうりやトマトなど)は皮の色が濃いですよね。冬の野菜(大根や白菜など)に比べると、鮮やかでカラフルな印象があります。
これは夏の強い紫外線から実を守る為に抗酸化作用のあるビタミンが色素となって現れたものです。
そう考えると、白ナスというのは異端な野菜ともいえるかもしれません。
写真引用:西蒲区いわむろやHP
全国的にも白ナスの生産地は限られていますが、新潟市では上記のように真っ白なナスが西蒲区で生産されています。
味は通常の紫ナスと似ているので炒め物などにも適していますが、せっかく色素がないので白い料理(クリームパスタやシチューなど)に最適です。
夏野菜なのでそろそろ店先からも消えつつあります、見かけたら是非一度試してみてはいかがでしょうか。
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